POMERAと右手の親指

テレビCMで見て、「ほしい」と思ってから、1ヶ月くらいしたであろうか。


POMERAを買った。


店頭で見てから、と思っていたのだが、なかなかお目にかかれず、在庫がないのかと思えば、ネットでの在庫はたくさんある。どうなんでしょう、と思いつつ、昨日の深夜、Amazonで「明日届けます」というので、思わず注文。今日の午後に届く。


Macでも接続できるというレビューを真に受けていたが、ダメだった。ダメな時はダメらしい。次の日にはできたりするなどという報告もあったりするけど。


しばらく試みていたが、MicroSDでやり取りするのが無難だろうという結論に落ち着く。でも、SDカードが手元にない。カードリーダーもない。すでに入力してある文章の推敲を当座の目的にしていたので、コンピュータのデータが移せないともち歩く意味がない。明日買いに行こう。


それでも、ちょこちょこ文章を打って、変換の具合いとか、キーの具合いを見たりしていた。ATOKが入っているので変換そのものは問題なし。変換辞書もあるねえ。既存の辞書の移入はできないだろうなあ。


で、変なことに気づきました。


漢字変換のためにスペースキーを叩く時、右手の親指でスペースキーの右端を叩くのが習慣なのだが、POMERAではその位置に、キーボードを折りたたむための留め具がある。調子に乗って文章を書いていると、その留め具を叩いてリズムが止まる。


つまり、変換の時にスペースキーの右端を叩く人はあまりいないということなんだろうなあ。


ん? もしかしたら、多くの人はスペースキーを左手で叩いているのだろうか?


で、ちょっと調べてみたら、タイプライティングの基本として、「スペースキーは左親指」と書いてあるものがあった。そういうことなんだ。タイプライターでタイプを打ち始めてからもう30年。それは知らなかった。