歯、歯、歯、歯、歯

仕事を辞めたのを機会に……という話が多いが、仕事をしているときから、家人に「行け行け」といわれていた歯医者に行き始めた。もっとも、その気になったというよりも、前歯に詰めていたものが取れてしまったのが気になって仕方がなかったので、その応急処置というきっかけで総点検を始めたのであった。


前回はその応急処置だけだったので、総点検は今回から。

「まずクリーニングしましょう」ということで、きれいにしてもらいました。いわゆる「歯石」の除去ですね。そんなことをした記憶はないので、生まれて初めて、歯にこびりついて、溜まりに溜っていた石灰分をとり除いたわけである。

キズに入り込んでしまったものはともかく、たばこのヤニもかなりきれいに落ちた。ぴかぴかの白い歯というわけにはいかないけれど。

歯石は下の前歯の裏に溜りやすいのだそうです。きちんと磨いている人でも溜りやすい。その歯石をとると、下の歯がスースーする。歯周病予防にいいんだそうで、口臭予防にもなりますね。

たいていの体の機能は普通だと思うのだけど(衰えている部分はあるにせよ)、多分、人より敏感だろうと思う感覚は臭覚である。ガス臭いとか、焦げ臭いというのは人よりも数倍早く感知している。そうなると、口臭というのは辛い。

自分も多少は臭うのだろうとは思うのだけど、まあ、臭う人というのは会話をしていると、だいたいいつも臭う。臭わない人は臭わないのだから、やはりその人に何らかの問題があるのだろう。

歯石とると気持ちがいい。みなさん、やりましょう。2000円くらいでできます。


仕事を辞めてからしようと思っていたこと、もうひとつ。

風呂の掃除。


もちろん、日々の掃除はしているが、普段手を抜いているところをきれいにしようということで、歯ブラシを活用して、入口のドアの桟に溜ってこびりついた汚れをきれいにした。水回りのこと、ここにもカルシウムの塊がこびりついていた。それは歯ブラシの柄で擦り落す。


でも、歯ブラシというのはきれいになるねえ。

今日は歯医者と風呂場で改めて「歯はちゃんと磨こう」と思ったのでありました。