庭の手入れ


実家の庭の梅の木を弟と二人で強剪定する。思ったより上手にできたが、弟、毛虫に刺され、首が腫れ、ひと騒動。


いい天気なのに、庭は鬱蒼と薄暗い。狭いのに、やたらに庭木があるのだ。その暗さの原因の中心が梅であった。内側には枝以外、何もないのに、直径3mほどの球体空間を占有している。その球体の外面数10センチにのみ葉が茂る。今年は梅の実もあまりなっていない。茂りすぎだろう。


一気に切ると、木が死んでしまうかもしれないので、とりあえず半分を徹底的に、半分を軽めに。二年後くらいにもう一度、今回軽くやった半分を強めに処理すれば、結構小さくできるだろう。


庭木の剪定はよいのだが、切った後の枝の処分が大変である。束ねれば一般ゴミとして出せるのだが、尋常な量ではない。それ故に、父はあまりやりたがらない。


といって、職人を入れることもしない。入れては文句を言って、途中でやめさせてしまう。でも、自分ではできないんだから、何とかしないと、本当に大変。近所迷惑。


にょろにょろに伸ばし放題に育ってしまった柿とか、高さ6m近い桜とか。話だけすると、農家の庭かなにかのようだが、単なる新興住宅地の庭である。小さいのを植えまくって、半端な手入れで30年も経つとこうなってしまうのであった。


洗濯物が乾かないと母が文句を言っているので、兄弟で父の機嫌をとりつつ、強行剪定。今年、二回目。弟がその気にならないと、実行に移せない。今日は父母は兄一家が連れ出して、不在であったが。


とりあえず、日が傾く頃には、薄暗かった庭が少し明るくなり、風通しもよくなった。脇では下の娘が補助なし自転車の練習を始め、乗れるようにはなっていないけど、随分なれた感じになった。まあ、いい一日でした。