セルビアとスロベニア

 

スペインが負けたのを皮切りに、あらあらと、フランスが負け、ドイツが負ける。この勢いでは、今始まったイングランドも負ける??


まあ、フランスはジダンを中心にした時代の印象があまりにも強いけれど、それ以外ではプラティニ時代くらいしか知られていないとも言える。ドイツはクローゼの退場、カード連発の審判には多少の問題を見ないでもないけれど、それより、セルビア、よかったじゃないか。


さらに、スロベニア。予選通過一番乗りは逃したが、セルビア同様、チームとしてのまとまりはかなりのもの。でもまあ、アメリカの得点となった二本のシュートはあちらを誉めるべきもの。特に、キーパーの顔をかすめてゴールネットの天上を揺らしたドノヴァンのはすごかった。


セルビアスロベニア。今回は出ていないが、かつてフランス大会で日本代表が同組で戦ったクロアチアも馴染みがある「旧ユーゴ」。オシムさんもストイコヴィッチもそうなんだよな。スロバキアは違うけど。


TVでは小国が世界レベルで通用するチームを作っていることに驚きが表されている。日本はたしかに人口は多いけどね。このデンで行けば、中国とインドが世界制覇をする時も近いことになる。近いのか? よく知らないけど。


スロベニアアメリカ戦で得点となったシュートのうち三本はおそらく今大会のベスト10に入るだろう。ビルサのシュートもすごかった。ただスロベニアの「通過一番乗り」は、次のイングランド戦での負けを前提に言われていたことなので、引き分けで「通過」そのものがちょっと苦しくなったかもしれない。逆に、負ければ予選敗退が決定的と言われていたアメリカは優位に立ったかも。残りのアルジェリアに勝つ可能性は、スロベニアイングランドに勝つ可能性より高そう。


C組は当初の予想通り「イングランドアメリカ」だったかな。


イングランドアルジェリア戦。テキスト速報では、アルジェリアのシュート数の方が多い。押してる?