走る、走る パラグアイ

 
F組の日。


スロバキアパラグアイ戦。
パラグアイ、初戦は見られなかったのだが、いいではないか。TVの解説者によると、チリの監督と同じような戦術を採用する監督が率いているらしい。走る、走る。オシムさんはこういうタイプのチームを目指していたのだろうか。守備中心が常識であるかのようになっている現状から、変化が兆し始めているのではないか、などと期待してみる。


イタリア・ニュージーランド戦。
イタリアは先制されてリズムが狂った。ニュージーランドは初めて見たが、あの長身のFW3人ならセットプレイでやり放題ではないかと思った。平均の身長差があんなに目立った試合は見たことがない。でも、まあ、その長身FWがほとんど走れないことが前半でわかった。その点で引き分け狙いは正解だっただろう。後半は全く攻め手がなしのニュージーランドに、決め手に欠くイタリア。「ピルロがいれば」という話だが、普段ヨーロッパリーグを見てないので、何とも言えません。でも、まあ、イタリアの試合は先制逃げ切りがパタンだから、一生懸命攻撃しているのを見られたのはよかった。


F組はイタリアが勝って、目鼻がつくのではないかと予想していたが、大混戦の様相。リードしているパラグアイは最終戦ニュージーランド。今日の試合を見る限り、走る量で圧倒することは間違いない。先制されなければ勝てるだろう。イタリアは苦しいが、調子が悪いわけではなく、スロバキアに負けるとは思えない。よって、通過はイタリアとパラグアイだが、順番が「パラグアイ/イタリア」。


となれば、もし、日本が二位通過すれば、パラグアイと当ることになる。そして、「オランダvsイタリア」だ。