次の勝負は?

先日の失敗を覚悟した出来事は、やはり成功しなかった。


思いの他、健闘したということを関係者の人が裏から伝えてくれた。


しかし、まあ、惜しかったとしても、失敗すればゼロなのである。


「健闘した」という情報をバイトからの帰りの電車に乗る前に受け取り、電車に揺られながら、そのことを反芻する。


もう同じことで勝負はできないだろう。


今度は何で勝負しようか。


失敗を確信していたわりに、宝くじを買ったような気分で結果を待っていた。その先にあることを想像して、準備をしてみたり。


その準備は結局のところ、当初の目的としては役に立たなかったが、準備を始めなければ得られなかったものがそこにあった。


それを少し育ててみるのもいいかもしれない。もう徐々に育ち始めているかもしれない。枯らさないようにしないとね。


さて。


今まで比較的心地よくすごしてきた場所が急に気詰まりに感じられるようになる。今日、そういうことを感じた。


新しいことへの期待と、ひとつの決着が生じた日に、そう感じたことに意味があるのか、ないのか。


もしかしたら、これは大きな転機なのではないか? 後から振り返ったら、そう思うような日なのではないか?


そういう感覚はあまり当らないことになっているけど、まあ、気持ちを整理する必要があったのは事実である。