Twitter


数日前、家で仕事をしているときによく聞いているラジオ番組のDJがTwitterを始めて、番組中に遊んでいた。噂のTwitter、ちらちら見えてはいたのだが、参加するというのは実際はどういうものなのか、試してみることにした。


とは言っても、参加と言えるかどうか。登録して、そのDJをフォローしてみる。ピストンだ。しでしまさんの声が好きなのだ。


その後、政治関係の人びとをフォローしてみる。最初は次々現れてくる言葉の断片の脈絡がつかめないで困った。誰が誰につぶやいているのか?


しばらくして、構造がだんだんわかってきた。でも、ほとんど発信はしない。極めてPassive。特に知人に知らせたりはしないので、フォロワーはほぼいない。ひとりだけ、政治家の人。この人は1万人以上をフォローしている。フォローされたらフォローするという方針らしい。


有名人には便利なツールであることは確かだ。芸能人の宣伝とか。でも、やはり政治家に特にいいかもしれない。クロスオーナーシップのこと、大マスコミはほとんど報道しないけど、原口大臣のつぶやきでネット社会での広まりは加速したのではないかと思う。


自分に不利なことは大きく報道しない。


マスコミにも「黙秘権」はある。


この数日は、このことがちょうど如実に表れていた。マスコミ批判の大論文を書いても伝わらないことを「つぶやき」で伝えられる。ここがポイントなんだろうな。


「検察vs小沢」の経過も含めて、なにかマスコミの存在が揺らいでいるように感じられる。こんなことを感じたことはなかった。「検察vs小沢」に一応の決着がついたとき、どちらが勝つのかとは無関係に、マスコミの存在、存在意義はこの出来事以前とは大きく変わっているような気がする。