「ゲームの一部」

 


こういうことは続くものなのか。


ランパードのシュートは明らかに入っていたし、テベスは明らかにオフサイド。「誤審」が得点に繋がったのは今大会だけで見てもこれが初めてというわけではないが、「誤審もゲームの一部」と納得することになっている。ビデオを見ずに判断しなければいけない審判団をビデオを見ている人が非難するというのも酷な話だ。とはいえ、この2試合の審判はちょっとたよりない感じではあったね。アルゼンチン・メキシコ戦の審判は明らかに「カード乱発批判」に影響されていたし。


イギリス国民の怒りの矛先が反れて、帰国する選手たちは少し気が楽になっているかもしれないが、いずれにせよ、「誤審」が試合の流れを変えたり、決定してしまうのは興ざめであることには変わりない。アルゼンチン・メキシコ戦もその点ではイングランド・ドイツ戦より辛かった。アルゼンチンを応援してはいるものの、メキシコは善戦していたのである。これをアルゼンチンが粉砕してこそ応援のし甲斐があるというものだ。


でも、まあ、この試合、テベスの二本目は思わず声が出るようなゴールであったし、メキシコの一点もよいゴール。後味の悪さは残らないでもないが、ドイツ戦がますます楽しみになる。


で、今日はチリ・ブラジル戦。がんばれ、チリ。