2009-01-01から1年間の記事一覧

 アイデンティティ(2)

(つづき)欠けてしまったように感じているアイデンティティは、似たような環境の中で修正していくのがいいようだ。つまり、通勤電車の中。以前と同じような行動をしながら、実際には自分が以前と違っていることを受け容れていくという過程が必要なのだ。ス…

 美 文 家

4月に入って、とりあえず、少し出かけていく仕事を始めることになった。通勤の友が少しは、きちんと消化されるようになるだろう。この3ヶ月の「在宅」状態の中、読み終わらずに放ってある本が増えた。童門冬二の『新撰組』は辛抱しつつ寝る前に少しずつ読み…

 お馬鹿さんの帽子

万年筆で書くと一番気持ちがいい紙として、フールス紙なんていう名前を知るに及び、「フールスとは何か?」という疑問がわく。いつものことである。フールスとは「お馬鹿さん」の「fool」で、フル・ネームは「foolscap」、厳密には「fool's cap」。訳すと「…

 紙と萬年筆

糸綴じノートをまた買った。ノートなどそんなに量を使うものではないのだが、文具店で眺めているうちに買ってしまった。どうして買いたくなってしまうのか? 糸綴じノートの魅力とは何であろうか?などと考えて、いろいろネットを巡ってみて、糸綴じの話に限…

 乱読しましょう

毎日通勤していたときには、文庫本が通勤の友で、時代物も周期的に読みたくなって結構読んでいた。数巻に及ぶものはBookOffですべて100円で揃えられるまで、読まずに置いてあったりする。未だに『竜馬がゆく』は6巻が揃わなくて、本棚の上に積んだまま。やや…

 キリシタン類族

ちょっとコンを詰めて内職をして、疲れると、なにか虚脱感に襲われる。別に仕事を辞めなくても、定期的に、特に春先、首スジから背骨にかけて神経痛のようなものが起こるのだけど、仕事を辞めたせいにしたくなっている。よくないことです。 勝海舟のことを読…

 アイデンティティ

退職した職場には3年ほど勤めていた。 その職に就く前は「自分は自分でしかないのだ」と思っていた。でも、職場での3年間はその「自分」をすり減らす日々であったのはまちがいない。 知らないうちに職場はアイデンティティの一部になっていた。そんな仕事人…

 確 定 申 告

毎度、ギリギリになってからの確定申告。書くのはもう慣れているのでなんということはないのだが、今年は去年の収入に応じて税金だの健康保険だのを払わなくてはいけないかと思うと、気が重い。一度、収入が安定した時期を経験すると、不安定な収入というの…

 て れ す こ

だらだら見てしまいました。『やじきた道中てれすこ』落語の話を継ぎ接ぎ、混ぜ込みながら、話は進んでいく。いくつあるか数えてみるのも楽しいかもね。ただ落語を知らない人はその点では楽しめないかも。小泉今日子って、どこの出身だっけなあ。それにして…

 紳 士 協 定

「政府高官」が「名前を出すな」と言ったら、彼が何を言おうと、何でもかんでも、それに従わなくてはいけない、という風に考えている新聞記者は反省しなくちゃいけないんだろうと思います。見る人が見ると誰の発言かはわかりやすかったらしく、ネットではか…

 OCRソフト

OCRソフトを使った内職。1500ページ超。スキャン含む。間違えやすい文字の一覧なんてえのは、この時代、どこかに公開されているだろうなあ、と思ったら、ありました。http://www.planaria.org/prr/ver1/charlist.htmlでも、このデータを組み込んで効率化する…

 Fortune or Misfortune...

先日、御尊父を亡くされた知人から、また訃報。友だちが事故で亡くなったのだそうだ。 Misfortunes seldom come alone. は「泣きっ面に蜂」と訳されるようなのだけど、多分違うね。 「不運は続くもんだ」ー じゃないかと思う。「泣きっ面に蜂」は終わった話…

 In and Out

インプットとアウトプットの波というのはある。ちょっと前までは、アウトプットがないストレスがあった。それが薄らいで、今はインプットの時期かというと、そうでもない。今日はSTARWARS の一番新しいのを見ました。

 宝くじが当たったら

宝くじが当たったら、どうするか?それをちゃんと考えられないうちは、宝くじは買わない方がいい。そう言ったら、ある知人の曰く、「当ったら困るので、買わないことにしている」 今までは当ったら何に使うかばかり考えていた。でも、今日、ふと「フルマラソ…

 すべてうまくいかなくても

モロモロのこと、なかなか思うにまかせない。うまくいきそうで、いかない。すべてうまくいかなくても、ね。すべてをクリアしながら、先には進めない。そういうもんなんだよな。

 ポスト・モダン

「第一次世界大戦後の思想・運動すべてに共通するのは、永遠なものへの人間らしい憧憬の感情を否定することであった」(C・S・ルイス)

 歯、歯、歯、歯、歯

仕事を辞めたのを機会に……という話が多いが、仕事をしているときから、家人に「行け行け」といわれていた歯医者に行き始めた。もっとも、その気になったというよりも、前歯に詰めていたものが取れてしまったのが気になって仕方がなかったので、その応急処置…

 黄  砂

咳が出る。このところ、2年ほど、春先になると、同じような症状が出ている。去年は大規模な黄砂の飛来と重なったので、「黄砂アレルギー」などと適当なことをいっていたのだが、今年も少し前に黄砂の飛来が天気予報で話題になった後に症状が出た。ホントに黄…

 かもめ食堂

録画してあった「かもめ食堂」を見る。北欧フィンランドが舞台だから、全編、淡い感じの光。ああいう感じはやはりヨーロッパでなくては撮れないのだろうなあ。「コーヒーはね、人に入れてもらった方がうまいんだ」ラストで猫を渡されるのは、やはりもたいま…

 糸綴じノート

この前、糸で綴じたノートを3冊買った。アイデア・メモをつくるのだ。アイデア・メモはデジタルに進みすぎると、手書きに戻りたくなる。そういうことをくり返して、いつも中途半端になっているが、今回はデジタルのメモを含め、過去のメモを「糊で貼る」と…

 いいですか、みなさん

いいですか、みなさん。何か気が重いことについて考えなくてはいけないとき、一番注意しなくてはいけないこと……それは、お腹がすいていないかどうかです。お腹がすいているんなら、考えごとをする前に、食事をしましょうね。いいですか、みなさん。

 Knockin'on Heaven's Door

録画しておいた「Knockin'on Heaven's Door」を見た。ドイツ映画。ちょっと前にフジテレビで深夜にやっていた。フジがやたらに宣伝している「ヘブンズ・ドア」の元になった映画。ヨーロッパの映画はどうしてあんなに暗いんだろう。内容ではなくて、映像が。…

 片づけよう

実にまあ、どうしてこんなに整理整頓ができないものかと思う。この7年に引っ越しを3度したが、そのたびに引っ越してきたままの状態になっている箇所が増えていく。引っ越しのたびにその部分がアップデートされて、結局片づいていない。「折角、失業中なん…

 春 一 番

春一番が吹いたそうだ。外を歩いていて、特に春が近いと感じるようなことはあまりなかったが、部屋では観葉植物が新しい葉を出し始めていた。部屋の中だって、そんなに暖かくなったという気もしないのに、全体的には、そういうことになっていて、植物はそれ…

 訃報がつづく

訃報がつづく先日、知人の御尊父が亡くなった。昨日、田舎の伯父が亡くなった。厳密には伯母のご主人であるが。 知人の御尊父は知人から話を聞くと、運転中に亡くなったのだそうだ。雇われ運転手でどこかの社長の車を運転していて、信号待ちの時に、かくんと…

 乱 読

毎日出かけるということがなくなって、読書量が激減した。通勤電車が読書の時間だった。雑多な小説なんかを読む時間がなくなるというのはいいことなのか、悪いことなのか。そういう本を読むのは寝る前ということになりつつあるが、夜更しができるものだから…

 赦しとは

「赦しとは、さらに多くを与えること……新しい出会いの可能性を与えてやることである」(J・クリステヴァ)

 そういうもんだったね

バディー・ホリーのこと 期間限定

 軽 い

今回、仕事を辞めたのは、当方の一生の中でかなり大きな出来事であることはまず、まちがいないのだけど、そこにかかわった人、その原因になった人が、どうしてこんなに軽い存在でしかないのか? それがとても不思議なのだ。どうして、そんなに軽い?

 夢で逢えたら

http://www.youtube.com/watch?v=kf9w4cYTAmM素敵なことね。